やっと取れた休み! 子どもと何すればいいの?
なかなか休みを取れなかった自分がようやく休みをいただけて子どもと遊ぼうとした時です。
あれ?何すればいいんだ?
今やネットに情報があふれており、参考にすればいいこと盛りだくさんで、ちょっと下調べしてできるパパをアピールしよう!と思っていました。
しかしいざ調べたことを自分に置き換えてみると「今何をしていいのかわからない…」という状況でした。
各家庭でのママの育児方針や子どもが今何を求めているのかなど残念ながらリアルタイムでネットは教えてくれません。もちろん自分の家庭も例外ではありません。
ネットで覚えたてのおむつ替えをするのですが、「さっき替えたばかりだから、替えなくていい」と言われ、抱っこをすれば抱っこの仕方はこのほうがいいと言われ、いろいろ調べたつもりだったんですが、何もできなくて萎えたのを覚えています。
まずはママとコミュニケーションをとろう
ママと話し合うなんて当たり前のことかもしれません。しかしこれがなかなかできておらずに結局何をしていいかわからぬまま玉砕というパターンって結構あります。
パパにとって初めての育児ですが、ママにとっても初めての育児です。
なのでまずは
- お互いの育児の考え方(おむつは線の色が完全に変わったら替えよう、TVはこの時間帯だけ見せよう、寝る前にこの保湿剤を塗ろうなど)
- これまでの子どもの状況(このおもちゃを使ったときに笑った、抱っこしてたら寝たけど置いたらすぐに泣いたなど)
- こんなことがわからない(沐浴のやり方がわからない、おむつを替えるときの効率的な方法など)
- インスタにこんなこと書いてあった(オシャレな服があった、いい感じの写真が載っていたなど)
こんな感じで難しく考えずにあったこと、思ったことの情報共有をしておくとよいでしょう。
忙しい中でも少しの時間でいいので、できれば子どもが寝ている間など二人っきりで話せる・調べられることが理想です。やりながらだとどうしても慌ててしまい、ついつい口調がきつくなったり、言い合いになってしまったりします。
ここでズレが生じていると、どうしてもギスギスしてしまう傾向があります。
わからないことを最小限にしてしっかり育児に向き合える状態をつくりましょう。
ママの思いを聞こう そして共感しよう
ママは初めての育児に悪戦苦闘しています。楽しいことばかりでもありません。
子育てには仕事とは違い明確な目標がないのも原因です。
- これで合ってるのかな?
- いつまでこんなことが続くのかな?
- ほかの子は寝返りができるようになったのに、自分の子はまだだけど大丈夫かな?
- 頭の形がいびつだけど大丈夫かな?
- お昼寝の時間って足りてるのかな?
なんていろいろな見えない悩みにイライラしたり、過度に心配したり、空回りしたりしています。
ですからパパには仕事から帰ってきて一言
「ただいま、今日どうだった?」
と聞いてあげてください。
そうするとママは
- 「いない いない ばー をしてめちゃくちゃ笑ってくれた!」
- 「自分の爪で顔をひっかいてしまって、傷になっちゃった…。」
- 「寝返りができるようになった!」
- 「おもちゃを自分の顔に落として、めちゃくちゃ泣いちゃった…。」
- 「指をさした方向を向くようになった!」
- 「おむつ替えてたら、おしっこ発射して大変だった…。」
- 「スタイを自分で作ってみたんだ!」
- 「おっぱいあげてるときに噛まれて痛かった…。」
- 「こんなにかわいい写真が撮れた!」
などなどいろいろ話してくれます。
ここでパパは「良かったね」「楽しかったね」「すごいね」「大変だったね」なんて相づちを打ち、共感してあげてください。
間違っても
- 「なんでこんなことしたんだ!」と怒る
- 「でさ、今日仕事でこんなことがあって…。」と話を自分のほうに切り替える
- 「そういう時はこうするべきだよってネットに書いてあった」とわかったようなことを言う
などのことは口が裂けても言わないでください。
とにかく話を聞き、共感してあげる。そして
「今日もお疲れ様。ありがとう。」
「子どもが育っているのは君のおかげだよ。」
と労ってあげてください。
ママが欲しいのは大変な日々への感謝の言葉なのです。
そのあとにパパは会社での愚痴なんかを言ってください。
パパもガス抜きしないとストレス溜まって大変ですから…。これはママへのお願いです。
パパは1つの家事をやりきろう
パパにだっておむつを替えたり、ミルクをあげたり、寝かしつけをしたり、抱っこをしたりとやれることはたくさんあります。もちろんたくさんしてあげてください。ただ初めてで慣れてなく不手際もあるかと思います。
そしてママはそんなパパを最初ということもあり、パパがどうやっているのかなど心配でそれを見守らなければなりませんし、時には注意しなければなりません。そしてパパと子どもを見守りながら家事もしなければなりません。大変です!
だからこそ
「パパは1つの家事をやりきってママの体を空けてあげる」
これもパパのできる立派な育児の一つになります。そしてやりきることが重要です。
「いやいや、洗濯や料理とかやってるよ」っていうパパも多いかと思います。
しかし本当にやりきっているでしょうか?
料理を例に出してみると
- 献立を考えて決める
- 献立をもとに冷蔵庫を確認して、必要な食材を買い出しに行く
- 調理をする
- 食器や調理器具を洗って片付ける
などがあり、一概に料理といってもたくさんの過程があります。 何もご飯を作ることだけが家事における料理ではないのです。 ママが買ってきた食材で料理をするだけ、食器洗いはママが担当だなんて単なるパパの自己満足でママは逆にやってくれなくてよかったとため息が出てしまうみたいです…。
さらにママはこれを他の家事と並行して毎日やっているのです。子どもが生まれて初めての育児をしながらですから大変に決まってます!
ですのでパパは自分のできそうな家事を率先してしっかりやりきりママの体を休ませてあげましょう。
そして一言
「今日は自分が料理するからゆっくりしてて」
なんて言ってやりきるとめちゃくちゃいい感じです!パパの株急上昇です!
ただちょっと自分に余裕がないなというパパはお金を使いましょう。こういうところにお金を使えるパパは家族のことを考えてるパパっていう印象になります。
デリバリーを頼んだり、総菜を買ったり、ルンバを使ったり、家事代行サービスをプレゼントしたりもできますので活用しましょう。
これができれば
- ママからより一層信頼されます
- ママが余裕をもって育児ができます
- ママが休めることによって、ママのストレスが減ります
- パパの評価が上がり、自信がつきます
- パパが育児をやりやすくなります
なんてメリットもあります。ぜひ実践してみてください。
最後に
やはりほとんどの場合は、ママが育児の主導権を握っています。
ですので、ママに寄り添いながらの育児がうまくいく秘訣になると思います。
お互いに理解しあいながら進めていきたいものです。
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